(あきた町村時報平成25年1月号より抜粋)


  明けましておめでとうございます。心気を一新、明るい展望の拓ける年でありたいと存じます。
  年初の株価は震災以前の水準を回復、歴史的な円高は修正の動きが顕著となりました。欧米の債務危機、財政の崖対応で一定の前進があったこと、総選挙で圧勝した新政権がインフレ・ターゲットの導入、大幅な財政出動を掲げ、旧政権政策の全面転換を図っているからでしょう。危うくもありますが、長い閉塞状況下では一条の明るさに見えなくもありません。
  一方、自らの足元を観れば雇用は厳しく、疲弊した経済は立ち直りの兆しさえ見い出しあぐねています。人口減少のスピードは加速し、少子化、高齢化はいよいよ深刻です。自主・自立での課題克服は当然ながら、新政権の経済再生策が地方でも実効性を確保できることを願わずにはいられません。私たちは総力をあげてこうした課題に取り組む年でありたいと思います。
  ご案内のとおり、電算の共同化は十月稼働へ向け、鋭意準備を進めています。引き続き事務の統一化など各町村からのご協力を願います。いずれお諮り致しますが、大方の町村が移行するまでの当初経費は本会で負担することにしております。
  また、今年は道州制やTPP参加の是非など具体的に動き出すことになりましょう。情報収集に努め、賛否両論に関し研鑽を積む機会を設けて参りたいと存じます。各位のご奮闘を念じ、新年のあいさつと致します。



秋田県町村会長  齋 藤 正 寧
(南秋田郡井川町長)

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